お疲れさまです、みぃです。
内定が出た。おめでとう。……なんですが、ここからが大事なんですよ。
採用側にいた時代に、何度も見たことがあります。内定者が入社して1ヶ月後に「想像と違いました」「こんなはずじゃなかった」みたいな理由で、転職活動を再開するパターン。最悪の場合、内定後にすぐに辞退されることもあります。
採用側からしたら「え、なぜ内定承諾前に確認しなかったんですか」っていう気持ちになるんですよ。でも、求職者側の気持ちも分かるんです。内定が出た喜びで、ちゃんと確認を怠ってしまうんですよね。
だから今日は「内定が出た後、承諾する前に、絶対に確認すべき項目」を、採用担当の経験と、今の私の視点で、まとめてみます。
内定が出たときの心理状態……ここが危ない
まず、内定が出たときの心理状態を、冷静に見つめ直してほしいんですよ。
内定通知をもらったとき、多くの人は「やった、決まった」という達成感と喜びで、頭がいっぱいになってるんです。同時に「早く返事をしなきゃ」という急迫感もある。採用担当から「内定承諾の返答は、いつまでですか?」って聞かれて「1週間以内で」って言われたら、もう、焦りますよね。
その焦りと喜びの中で「でも、実際のところ、この会社って育児と両立できるのかな」とか「給与の詳細って、どうなってるんだろう」という、重要な確認が、後回しになってしまう。これが、後々の後悔につながるんです。
採用側の立場で見ると「内定承諾をもらう前に、候補者がちゃんと確認してくれる」方が、入社後のミスマッチが少ないんですよ。だから、採用担当としても「何かご質問やご確認があれば、ここでお答えします」って、開かれた態度で対応するんです。
絶対に確認すべき項目……チェックリスト
では、内定承諾前に、何を確認すべきか。採用側の経験から「これを確認しない人は、後で後悔する」という項目をリストアップしました。
**【勤務地・出勤方法】**
• 実際の勤務地はどこか(本社?支店?)
• テレワークは週何回までか、固定ですか?
• 保育園の送迎時間に、通勤時間は間に合うか
• 急な残業のときは、在宅対応可能か
これ、めっちゃ大事なんですよ。募集要項には「テレワーク可」って書いてあっても「実は、木曜日は出勤必須」みたいなルールがあったりするんです。または「最初の3ヶ月は出勤必須」とか。こういう細かいルールを、確認しないで入社すると「あ、週5日通勤なのか」って、がっかりすることになるんです。
**【労働時間・残業実態】**
• 定時は何時か
• 平均残業時間は実際のところ、どのくらいか
• 残業は多い部署か、少ない部署か
• 急な残業や休日出勤は、どのくらいの頻度か
これも重要なポイント。募集要項で「定時17時」って書いてあっても「実際は19時で帰る人が多い」とか「営業は毎日残業」みたいなことがあるんです。採用担当に「残業実態を教えてください」って、ぶっきらぼうに聞くのはちょっと……って思うかもしれませんが、言い方を工夫して聞く価値があります。「育児との両立を考えると、実際の残業時間を知りたいのですが」という理由を付ければ、採用担当も答えやすいんですよ。
**【育児休暇・時短勤務の実績】**
• 育休取得率は、実際のところ何%か
• 時短勤務を使ってる人は、何人いるのか
• 育休から復職した人は、その後も働き続けてるか
• 復職後に、パートタイムや時短に切り替える人は多いか
これ、ワーママにとって、死活的に重要なんです。採用担当は「当社は育休を応援しています」って言いますが「実際に、時短で働いてる人はいるのか」「育休から戻ってきた人は、どんな働き方をしてるのか」を確認すべき。採用担当に「実際の育休取得者の人数と、その後の働き方を教えてください」って聞くのは、ぜんぜん悪いことじゃありません。採用側も「あ、この人、ちゃんと考えてるんだな」という好印象を持つんですよ。
**【給与・給付・福利厚生の詳細】**
• 基本給はいくらか、手当は?
• ボーナスは年何回、どのくらいの月数分か
• 昇進による給与アップの仕組み
• 保険や年金、退職金制度の詳細
給与の細部は「オファーレター」で確認できるはずなんですが、採用担当に「確認書類をください」と言うのは、ぜんぜんおかしくない。むしろ、当然です。「基本給〇〇万円、交通費別途」って書かれてても「交通費は月いくらまで出るのか」とか「ボーナスは実績連動ですか」みたいな細かいことまで、確認すべき。
**【有給休暇の取得実態】**
• 年間何日の有給休暇が付与されるか
• 実際に、どのくらい消化されてるか
• 有給を取りやすい雰囲気か、取りづらいか
• 子どもの急な病気のときは、有給で対応できるか
これは「会社の文化」を見極めるためのポイントです。制度上は「有給20日」でも「実際には、ほぼ誰も取らない」という会社もあります。採用担当に「昨年度の平均有給消化日数は何日ですか」と聞くと「会社の本音」が見えます。
**【育児と両立できる環境か、という総合的な確認】**
• 朝、保育園に子どもを送ってから出勤できるか
• 子どもが病気のときに、急な休みが取れるか
• 保育園の行事(運動会、面談など)で、半日休暇が取れるか
• 在宅勤務中に、子どもが熱を出したときは対応できるか
これらは「具体的なシナリオ」で聞くと、採用担当も答えやすいんです。「朝、保育園から『子どもが発熱しました』と連絡があったとき、その日のうちに病院に連れて行って帰宅した場合、在宅勤務で対応することは可能ですか」みたいに。
オファーレターで確認すべき項目
さて、採用担当から「内定です」という連絡があると、通常は「オファーレター」という、採用条件を記載した書類が送られてくるんです。
このオファーレターを、ちゃんと読んでください。いや、ほんとに。採用側は「これを署名して返送してくれたら、内定確定」と思ってます。つまり「オファーレターに書かれてる内容」が、あなたの採用条件なんです。
オファーレターで確認すべき項目:
• 雇用形態(正社員か、契約社員か)
• 試用期間の期間と、その間の給与や待遇
• 配属部署と、その部署長の名前
• 基本給、各種手当の詳細
• 入社日
特に「試用期間」は大事。試用期間中は「試用期間を満了できず、不採用になる可能性がある」という但し書きが入ってることが多いんです。試用期間は通常3ヶ月ですが、6ヶ月の会社もあります。その間は「いつ不採用になるかもしれない」という、不安定な状態なんですよ。
採用担当として見てきた「入社後のミスマッチ」の実態
採用側にいたときに、何度も経験しました。内定者が入社して2週間後に「実は、こういう条件で入社するつもりではなかった」と言い出されるケース。
例えば:
• 「テレワークができると思ってたのに、実は毎日出勤」
• 「育休取得可能と聞いてたのに、実際には取りづらい雰囲気」
• 「残業がないと聞いてたのに、毎日22時まで仕事」
• 「給与が〇〇万円だと思ってたのに、実は手当がついてなかった」
こういうケースって、ほぼ100%、入社前の確認不足が原因なんです。採用側だって「わざと隠そう」って思ってるわけじゃなくて、「候補者が確認してくるまで、詳しく説明する機会がなかった」というのが実態なんですよ。
だから、採用担当から「何かご質問ありますか?」と聞かれたときに「いや、大丈夫です」と答えるのではなく「実は、いろいろ確認したいことがあります」と、遠慮なく言うべき。採用側は、それを待ってるんですよ。
エージェント経由での確認も重要
複数エージェントを使ってるなら、担当のエージェントに「この企業の実態について、教えてください」と聞くのも有効です。
エージェントは、その企業の過去の採用実績を知ってますから「前に採用した人たちは、その後、どう評価してるか」という、リアルな情報を持ってることがあるんです。
「この企業は、育児に理解がありますか?」「実際に、時短で働いてる人はいますか?」「有給は取りやすいですか?」みたいなことを、エージェント経由で聞くと、採用担当に直接聞きづらいことも、情報がもらえることがあります。
口コミサイトも参考に……ただし、注意して
内定をもらった企業について「Glassdoor」や「ライトハウス」みたいな、従業員の評判サイトを見る人も多いですよね。
参考になることもあるんですが「ネット上の評判は、かなり偏ってる」という点は、採用側として強調したいんです。不満がある人が、書き込みやすいんですよ。満足してる人は、わざわざ書き込まない。だから、口コミサイトには「悪い評判」が集中しやすいんです。
だから、口コミサイトは「参考程度」にして「この企業の雰囲気は、どうなのか」という、一般的な傾向を読み取る程度にしておいた方がいいと思います。より信頼できるのは「エージェント経由の情報」や「採用担当に直接聞いた情報」なんですよ。
みぃが、今内定承諾前に確認しようとしてることは
ちなみに、私が今、転職を考える上で「内定が出たら、絶対に確認する」と決めてることは:
• テレワークは、本当に週何回までか(「育児の都合で、週3回以上は難しい」と伝える)
• 育休取得者の人数と、復職後の働き方(特に、時短や在宅の実績)
• 子どもの急な病気のときに、在宅勤務対応が可能か
• 有給消化率(採用担当に「昨年度の平均消化日数は」と、ズバリ聞く)
• 給与詳細(基本給と手当の内訳、ボーナスの月数分)
• 試用期間の詳細(期間、給与、不採用のリスク)
これらを、採用担当に「育児と仕事の両立を考えると」という前置きで、丁寧に聞く。採用側は「あ、この人、ちゃんと考えてるんだな」という印象を持つんですよ。
最後に:「確認することは、決して失礼ではない」
一番大事なメッセージは「内定承諾前に、ちゃんと確認することは、決して失礼なことではない」ということです。
むしろ、採用側は「確認なしに承諾されて、入社後に『話が違う』と言われる方が困る」んですよ。採用側も、求職者もWin-Winなマッチングのためには「最初からちゃんと確認する」ことが、絶対に必要なんです。
だから、内定が出たら「おめでとう」と喜ぶのはいいんですが「ちょっと、ここまで確認させてください」と、採用担当に言ってください。それが、入社後の後悔を防ぐ唯一の方法です。
▶ リクルートエージェント:内定後の条件交渉やオファーレター確認が得意です。採用側の立場も理解してくれるので、「これ、確認した方がいい?」という質問にも丁寧に答えてくれます。
▶ doda:その企業の過去採用者の情報を持ってることが多いので「実際のところ、育児と両立できてますか?」という、リアルな質問に答えてくれます。