転職エージェントに登録したら、実際のところ何が起こるの?というか、初回面談で何を聞かれるの?って気になりますよね。ほんとに、これから初めて使う人だと「何か怖いんですけど大丈夫ですか?」みたいな感じだと思うんですよ。

わたしは採用担当時代、いろんなエージェント経由で候補者が来るのを見てきたし、最近は逆に自分がエージェント使う立場になってみて、実際のところどういう流れなのか、どういう心持ちで面談に臨めばいいのか、いろいろ気づきがあったんです。今日はその辺りを、ほんとに実際の流れに沿って話してみようと思います。

登録から初回面談までの流れ

まず、エージェントのサイトで登録すると、早いとその日のうちに電話がかかってくるんですよ。「初回面談のご予定をお伺いしたいんですが」みたいな感じで。これ、最初びっくりしました(笑)。わたしが採用担当だった時代には、こんなにすぐ電話とか来なかったような気がするんですけど、今は人手不足もあって対応が早いんでしょう。

で、初回面談は大体1時間くらい?その前に、登録フォームに基本情報を入れるんですね。職歴、希望条件、退職理由とか。これ、結構詳しく聞かれるので、適当に書かないことをお勧めします。だって、担当者が事前にそれを読んで面談に臨むので、矛盾とかあるとあんまり信頼度下がるじゃないですか。正直に、できるだけ丁寧に書いておくといいんです。

初回面談で聞かれることはこれ

では実際のところ、何を聞かれるのか。わたしが受けた初回面談(リクルートエージェントとdodaの両方)から、だいたい共通して聞かれたことを挙げます。

1. 転職理由、いまなぜ転職を考えてるのか

これ、一番重要ですね。っていうか、採用担当時代にも、エージェント経由で来た候補者の紹介資料には必ず「転職理由」が書いてあるんですよ。で、それがちゃんと書いてあるかないかで、その人の本気度が全然違うんです。「給与が低いから」とか「残業が多いから」って、それはもちろん理由なんですけど、その先にあるものは何?という話になるわけです。ワーママの場合は特に、「子育ての時間を大事にしたい」とか「今の会社は時短に理解がない」とか、そういう具体的な背景があるじゃないですか。それを伝えることが大事なんです。

ここで注意したいのは、前の会社の悪口は言わないっていうこと。いや、気持ちはわかりますよ。本当にしんどかったから転職したいわけで。でも、エージェントの担当者は、その話を採用企業に伝えるんですよね。そうすると「この人、前の会社の悪口言う人かな」って思われちゃうんです。これ、採用側としては本当にマイナスなんですよ。だから「前の会社では学べることも多かったけど、今後はこういう環境で働きたい」という言い方の方が、ぐっと印象が良くなるんです。

2. 今後のキャリアで何を実現したいのか

これも聞かれます。「3年後、5年後、どういう風になってたいですか?」みたいな。ワーママだと、ここも難しいんですよね。だって、正直に「育児と両立させたいので、キャリアアップより仕事と生活のバランスを重視したい」って言うと、採用側が「え、成長意欲ないのか」って捉えちゃう可能性があるじゃないですか。

ここは、言い方がすごく大事だと思ってます。わたしが面談で言ったのは「今は育児が最優先ですが、その中で自分のスキルをちゃんと磨きたい。テレワークで集中できる環境があれば、限られた時間の中でも成果を出せると思っています」という感じ。つまり「キャリアをあきらめるわけではなく、育児との両立ができる形で進めたい」というニュアンスですね。採用側としても、こういう言い方の方が「あ、この人は現実的に考えてるな」って感じて安心します。

3. 具体的な希望条件

給与、勤務地、勤務形態、職種とかですね。ここは結構詳しく聞かれます。特に育休中だと「復帰時期は決まってますか?」とか「時短で働きたいですか?」とか、かなり具体的に聞かれるんですよ。これ、変に曖昧に答えるとあとで問題になるので、ここは正直が一番です。

わたしの場合、「預ける保育園が決まったら復帰予定で、その時期は〇月くらいを想定しています。ただし、確実な日程は企業と相談して決めたい」って伝えました。そうするとエージェント側も「では、〇月以降の求人を中心にご紹介します」って対応してくれるんですよね。双子育児中だから時短も視野に入れてますと言ったら「わかりました。時短OKの企業を中心に」という感じで。

4. 現在のスキルと実績

今まで何をしてきたのか、どういう成果を出したのかですね。これ、採用担当のわたしが面談を受ける側になると、めちゃくちゃ難しいんですよ。だって、自分でいくら言っても「この人、大げさに言ってるんじゃないか」って思われるかもしれないし。

でも、エージェント経由で採用企業に情報が渡るから、ここはちゃんと説明しておく必要があるんです。数字で示せることは数字で。「採用のプロセス改善で、採用成功率を30%上げた」とか「社員200人の組織で、採用担当として年間50人以上の採用に携わった」とか。こういうやつですね。

ワーママの場合は、育休に入る前の実績をどう伝えるかが大事なんです。「育休中だから実績がない」わけじゃなくて、「これまでこれだけのことをやってきた」というのを、採用企業が判断できるようにしておくことが重要なんですよ。

「転職可能時期」は育休中の場合どう答える?

これ、すごく聞かれます。ほんとに、初回面談の中でも一番突っ込まれるポイントの一つなんですよ。だって、採用企業としては「いつから働き始められるのか」が重要なので、当然ですね。

育休中の場合、「保育園が決まったら可能時期は5月中旬から6月初旬を想定しています」と伝えました。

でね、ここで大事なのは「完全に確定する時期」を伝えることなんです。採用企業は「では5月末に入社のお話をしましょう」という風に日程を組むので、それが大事なんですよ。ただし、保育園が落ちたらどうするのか、という問題もあるので、わたしは「保育園は複数申し込んでいるので、5月中には確定する予定です。もし問題が生じた場合は、すぐにご報告します」という風に、リスクも伝えておきました。

正直、育休中の転職ってこういうリスク要因があるのが事実なんですよ。だから、その辺りも含めて、できるだけ透明性を持って伝えることが、あとあとのトラブルを防ぐんです。

担当者との付き合い方のコツ

初回面談が終わったら、その担当者とずっと付き合うことになります。で、ここが結構大事なんですよね。採用担当時代は、エージェント経由で来た人の情報は、担当者から聞く話が全てだったんです。だから、担当者がどういう風に情報を伝えるかで、その人の印象が大きく変わるんですよ。

だから、担当者には「言いにくいこと」も含めて、ちゃんと伝えておくことが大事なんです。例えば、わたしは「時短勤務を希望しており、保育園のお迎えの関係で遅刻や早退の可能性もあります」と伝えました。ここ、言いにくいんですよね。だって、採用側に「この人、仕事より育児優先するんだ」って思われるかもしれないし。

でもね、最初から伝えておいた方がいいんです。なぜかというと、採用企業も「ワーママを採用する」という決断をしてるわけだから、その辺りを含めて考えてるんですよ。逆に、最初は隠しておいて、入社後に「実は保育園のお迎えで毎日早退します」とか言ったら、企業側からすると「え、求人票と違う」ってなるわけじゃないですか。

だから「言いにくいこと」こそ、最初に言う。担当者は、それを企業に上手く説明してくれます。採用担当時代も、いい担当者は「こういう背景があるので、その点は理解いただきたい」って上手く伝えてくれてたんですよ。

あと、報告・連絡・相談を大事にすることですね。面談後、応募する企業が決まったら「〇月×日に面接予定です」と報告する。面接終わったら「どんな雰囲気でしたか?」と相談する。選考に進まなかったら「ご連絡ありがとうございます」と返す。こういう小さなことの積み重ねが、担当者の「この人は信頼できるな」という感覚を作るんです。

登録から内定までの全体像

では、ざっくりした全体の流れを書いておくと:

①登録(1日目)
サイトで基本情報を登録。その日のうちに電話連絡が来ることが多い。

②初回面談(1週間以内)
オンラインまたは対面で、キャリア面談。1時間程度。

③求人紹介(面談後数日以内)
希望条件に合った求人がメールで送られてくる。複数企業から紹介されることが多い。

④応募(自由なタイミング)
希望する企業を選んで、エージェント経由で応募。

⑤書類選考(約1週間)
企業が書類を審査。合否がエージェント経由で連絡される。

⑥面接(書類選考合格後)
1次面接、2次面接などが進む。日程調整はエージェントが担当。

⑦内定(最終面接合格後)
条件交渉も含めて、エージェントが企業と調整。

⑧入社(内定から1〜2ヶ月後)
入社日を決めて、最終調整。

っていうのが、大体の流れですね。

リクルートエージェントとdodaの初回面談の違い

わたしが両方受けてみて感じたのは、企業体制の違いが出てるなあということなんですよ。

リクルートエージェントは、面談がめちゃくちゃ短いんです。30分くらいで終わっちゃう。でも、そのあと求人紹介がじゃんじゃん来るんですよね。というか、来すぎる(笑)。1日10件以上来たこともあります。で、その中から自分で選んで応募する、みたいな感じ。採用担当時代も、リクルートエージェント経由だと、結構いろんなレベルの候補者が来るな、という印象があったんですけど、そういう体制なんだなと理解できました。

dodaは、初回面談がちょっと長めですね。1時間以上かかることもあります。で、その分、担当者がちゃんと話を聞いてくれるんですよ。「では、この条件に合った企業を中心に探してみます」という感じで、ある程度担当者側で絞った上で紹介してくれる。求人数としては、リクルートエージェントより少ないんですけど、その分マッチ度が高い感じがします。

どっちが良いかというと、これは個人差があると思うんですけど、わたしはdodaの方が話しやすかったし、信頼できる感じがしました。ただ、リクルートエージェントも、求人数の多さというメリットがあるので、両方登録しておいて、使い分けるのが良さそうだなという印象ですね。

面談に臨む前の準備

最後に、初回面談を受ける前にやっておくといいことを書いておきます。

まず、自分の職歴をまとめておくこと。何年から何年まで何の仕事をしていて、どういう成果を出したのか。ここをざっくりでいいので、文字で書き出しておくと、面談の時に言葉が出やすくなります。わたしは「マインドマップ」みたいな感じで、職歴の横に実績を並べて、見えるようにしてました。

次に、自分の希望条件を、できるだけ具体的に整理すること。「テレワーク」ではなく「週3日テレワーク」、「時短勤務」ではなく「17時定時で退勤」みたいな感じで。こういう具体性があると、担当者も企業も動きやすいんですよ。

最後に、前の職場の「ブランク・組織開発に携わってきましたが、今回の出産を機に、ワーママとしての視点で改めて『働き方』を考え直す機会を得ました。その経験を活かして、次のステップでは育児と仕事の両立ができる環境で、自分のスキルを活かしたいと考えています」という風に準備してました。

正直、この話は何度も話すことになるんですけど、最初から「語り」として用意しておくと、ぶれずに伝えられるんですよ。

最後に

転職エージェント、最初は怖いと思うんですよね。でも、実際のところ、担当者たちは毎日いろんな人と面談してるプロなので、変なことは言いません。むしろ、あなたの味方になってくれる存在なんです。だから、できるだけ正直に、できるだけ詳しく、自分の状況や希望を伝えること。それが、いい求人に出会える最初の一歩だと思います。

ワーママの転職って、保育園のこと、時短勤務のこと。いろいろあります。でも、そういう複雑さを含めて、相談できるのがエージェントの価値なんですよ。だから、遠慮なく、いろいろ聞いてみてください。

わたしも、初回面談の時はドキドキでした(笑)。でも、今は「あのタイミングで相談できて良かった」って思ってます。では、皆さんの転職が上手くいくことを祈ってます!

📌 転職エージェント選びで迷ったら

リクルートエージェント:求人数が圧倒的に多く、大手企業から中小企業まで幅広い案件が揃っています。スピーディーな対応が特徴で、多くの選択肢から選びたい人向け。

doda:丁寧なカウンセリングが評判で、担当者との相談を大切にしたい人向け。ワーママの事情を親身に聞いてくれるという口コミも多いです。