面接の逆質問タイム、ありますよね。「何か質問ありますか?」ってやつ。あれって、実は超重要なんですよ。採用側からすると、ここで「え、何も質問ないの?」って人と「いい質問するなあ」って人では、評価が全然違うんです。

ただし、ワーママの場合、単純に「いい質問」じゃなくて、「ワーママが確認すべき、本当に大事な質問」があるんですよ。だから今回は、採用担当として見てきた視点と、双子育児中の当事者視点を合わせて、「ワーママが面接で絶対に確認すべき10の質問」を書いてみます。

面接の逆質問タイムを「情報収集の場」として活用する

まず、大事なマインドセットなんですけど。逆質問って、採用側とのやり取りじゃなくて、自分の「情報を集める時間」だと思ってください。

企業のホームページや求人票には、建前が書いてあるんですよ。「ワーク・ライフ・バランスを大切にしています」「女性活躍推進中」みたいなね。でも、面接で直接聞くと「あ、実際のところはこういうことなんだ」ってわかるんです。

だから、逆質問は「本当のところを知る機会」として、大事に使ってくださいね。

採用担当として「良い逆質問をする候補者」の印象

ここ、ちょっと大事なポイント。採用担当をやってて「あ、この人いいな」って思う逆質問をする候補者の特徴を書きます。

それは「会社のことを研究してる」「自分のキャリアについて真剣に考えてる」「本気でうちに来たいんだな」ってのが伝わる質問なんですよ。

例えば「貴社の〜について、どういったお考えですか」とか「配属予定の部門は、どういった成長段階にあるんですか」みたいな、その企業に固有の質問をする人は、採用側としても「あ、この人は真面目だな」って思う。

逆に「給与の昇給制度は」「有給休暇は」みたいな、テンプレート的な質問ばっかりする人は「あ、この人はどこでもいい人なんだな」って感じに見えちゃう。

ワーママが絶対に確認すべき10の質問

では、実際のところ、何を聞けばいいのか。ワーママが面接で確認すべき10の質問を書きます。全部聞く必要はないですけど、心の中に留めておいて、面接で「あ、これ聞いたほうがいいな」って思ったら、聞いてみてください。

質問1:時短勤務している社員の実際の勤務時間と業務量

「時短勤務制度はありますか」じゃなくて、「実際に時短で働いてる社員さんは、どのくらいの時間勤務してるんですか。また、その方たちの業務量や成果評価は、フルタイムの人と同じように評価されてますか」って聞くんですよ。

採用側としても「あ、この人は制度の実態を知りたいんだな」ってわかるし、答える方としても「ちゃんと説明しなきゃ」って思う。

質問2:子の看護休暇の実際の取得状況

「子の看護休暇制度はありますか」って聞くと、企業側は「ありますよ」って返すだけ。でも「実際のところ、その制度を使ってる社員さんって、いますか。また、使った場合、職場の雰囲気とか評価に影響しますか」って聞くと、本当のところが見える。

採用側としても「あ、この人は制度ではなく、実態を知りたいんだな」って思うし、それは「良い質問」として映ります。

質問3:チームのテレワーク頻度の実態

「テレワークは可能ですか」じゃなくて「配属予定の部門では、実際にテレワークはどのくらいの頻度で行われてますか。子どもが急に熱を出したときなどは、対応してもらえますか」ってね。

質問4:配属予定チームに子育て中のメンバーはいるか

「もし配属されるとしたら、チームにはどういった方がいますか。その中に、子育て中の方はいますか」って聞くことで、自分がどういう環境で働くのかが想像できるんですよ。

採用側としても「この人は、チームの雰囲気を確認したいんだな」って思うし、実態を教えてくれます。

質問5:残業が発生しやすい時期・業務は何か

「残業はどのくらいですか」って聞くと、採用側は「平均で月〜時間です」って答える。でも「いつ、どういった業務の時に残業が多くなるんですか」って聞くと、「月末の決算期」とか「プロジェクト立ち上げ時」とか、具体的な情報が出てくるんですよ。

そうすると「じゃあ、子の保育園のお迎えが〜時までだから、その時期は難しいかな」とか「月末に残業が多いなら、その時期の保育園の予約を工夫しよう」とか、現実的な判断ができるんです。

質問6:評価制度(時短でも正当に評価されるか)

「評価制度について、教えてもらえますか」くらいでいいんですけど、採用側の返答から「時短の人も、成果で評価されるんだな」とか「時短だから、評価が下がるんだな」ってのが見えてくるんですよ。

質問7:直近1〜2年での女性の管理職登用の実績

「女性活躍推進に力を入れてるんですか」って聞くより「直近1〜2年で、女性が管理職に昇進した例はありますか。また、その方たちは、どういったキャリアパスを歩まれてますか」って聞く方が、実態がわかるんですよ。

採用側としても「あ、この人は長期的なキャリアを考えてるんだな」ってわかるし、いい印象です。

質問8:育休取得後の復職率

「育休制度は充実してますか」って聞くより「育休を取得した女性社員の、その後の復職率はどのくらいですか」って聞く方が、その企業の実態がわかるんですよ。復職率が低いなら「あ、育休から戻りにくい環境なのかな」ってわかる。

質問9:転勤・異動の可能性

「異動の可能性はありますか」くらいでいいんですけど、その質問から「うち、転勤ないんです」とか「数年で配置転換はあります」とか、わかるんですよね。

ワーママにとって、転勤や異動は大きく人生を変える出来事だから、確認しておく価値がありますよ。

質問10:入社後のオンボーディング体制

「入社後のサポート体制について、教えてもらえますか」「育休から復帰される方や、転職者に対して、どういったオンボーディングをしてますか」ってね。

ワーママが転職するとき、「仕事に復帰する」のと「新しい会社に適応する」の両方を同時にやらなきゃいけないんですよ。だから、サポート体制が充実してるかどうか、確認しておく価値があります。

質問の「聞き方」も大切

ここ、重要です。何を聞くかと同じくらい「どう聞くか」が大事なんですよ。

「聞き方」の工夫:1. 直接すぎないように

「時短でも評価されますか?」みたいに直接聞くと「あ、この人は時短で来たいんだ」ってすぐにわかるんです。で、企業によっては「あ、この人は制限がある人なんだ」って思ってしまう。

だから「評価制度について、どういった仕組みになってますか」くらいの聞き方で、まず一般的な情報を聞いて、その後で「時短でも同様ですか」って聞く方が、自然なんですよ。

「聞き方」の工夫:2. ポジティブに聞く

「子育て中でも、ちゃんと働けますか」みたいに聞くと「あ、この人は不安なんだな」って思われちゃう。

むしろ「子育てしながら働いてる社員さんが、どういった工夫をされてるのか、教えてもらえますか」みたいに聞く方が「あ、この人は、子育てと仕事を両立させたいんだな」って思われるんです。」

「聞き方」の工夫:3. 企業の話題にも絡める

「貴社の〜という事業領域について、力を入れてるようですが、そのチームではテレワークとかはどうですか」みたいに、企業の事業と絡めて聞くと「あ、この人は会社のことをちゃんと調べてるな」って思われるんですよ。

育休から復帰するワーママだからこそ

最後に、ちょっと個人的な話を。

育休から復帰するワーママが面接に行くときって、採用側も「あ、この人は子育てしながら働く人なんだな」って事前に知ってるはずなんですよ。だから、変に隠す必要もない。むしろ「子育てしながら、この企業で働きたいんです」って、本気度を示す方が、採用側も「あ、この人は本気なんだな」って思うんです。

だから、逆質問では「育児と両立できるか」を確認する質問をしてもいいんですよ。それは、むしろ「本気度」を示すシグナルになります。

双子育児中の今、私が転職面接に行ったら、絶対に聞きます。「チームに子育て中の人がいますか」「実際のテレワーク頻度は」「看護休暇の取得状況は」全部。そしてそれを聞くことで「あ、この人は本気で、子育てと仕事を両立させたいんだな」って思ってほしい。採用側が、それを受け止めてくれるかどうかで、その企業の真価が見えるんですよ。

NG質問 vs 良い質問の比較表

逆質問で「採用側からの印象が変わる」ってピンとこない人も多いと思うので、具体的な比較を作ってみました。同じテーマでも、聞き方次第で相手の受け取り方が全く違うんです。

質問テーマ ❌ NG質問 ⭕ 良い質問
時短勤務 時短勤務は可能ですか? 実際に時短で働いている社員さんの勤務時間と、その方たちの評価について教えていただけますか?
子の看護休暇 子の看護休暇制度はありますか? 実際に制度を利用されている方がいますか?また、利用した場合のチームの反応はいかがですか?
テレワーク テレワークは可能ですか? 配属予定の部門では、実際にテレワークはどのくらいの頻度で行われていますか?
残業 月の残業時間は平均どのくらいですか? いつ、どういった業務の際に残業が多くなりますか?予測可能ですか?
評価制度 時短でも昇給はありますか? 評価制度について詳しく教えていただけますか?成果をどのような指標で測られていますか?
女性管理職 女性活躍推進をしていますか? 直近1~2年で、女性が管理職に昇進した事例はありますか?また、その方たちのキャリアパスについて教えていただけますか?

見ると分かる通り、NG質問は「制度の有無」を確認してるだけなんですが、良い質問は「実態がどうなってるのか」を掘り下げてるんですよ。採用側としては、後者の質問をする候補者に対しては「あ、この人は真面目だ」「本気だ」って思うんです。

📌 面接対策で迷ったら、エージェントに相談を

リクルートエージェント:面接対策が充実。実際に企業から聞かれやすい質問や、逆質問のコツを教えてくれます。

doda:面接の模擬練習も可能。採用側の視点をフィードバックしてくれるので、質問の聞き方の工夫も学べます。