で、育休中に「ファイナンシャル・プランナー3級」を取ろうと決めたんですよね。採用担当として「スキルアップ」の大切さはわかってるし、何より転職を考える時に「お金の知識があると、判断が本当に変わる」って思ったんです。それに、ワーママになったことで「育児中の税制優遇」とか「保険の選び方」とか「貯蓄をどうするか」という判断が自分事になったんですよ。

FP3級って、合格率が70%前後と比較的高いんですよ。年3回(1月、5月、9月)試験があるんですけど、実はCBT試験といって、パソコンで随時受験できる制度もあるんです。つまり「自分のペースで勉強して、受験日を自分で決める」ことができるんですよね。双子育児をしながらの受験だったので、このCBT制度は本当にありがたかった。「7月中に合格する」って決めて、逆算して勉強スケジュールを立てることができたから。

で、実際に試験に合格したので、その時の勉強方法と、転職活動での活かし方について書きたいと思います。正直、育休中に資格を取ることで「自信」がすごく増した。採用側の視点でも「あ、この候補者さんはしっかり考えてる人だ」って見える。

FP3級とは?基本情報

まず、FP3級がどんな資格なのか、簡単に説明します。

ファイナンシャル・プランナー(FP)は「お金のプロ」って感じの資格で、3級は「入門レベル」です。勉強する内容は大きく分けて6つの分野があります。

1. ライフプランニングと資金計画
キャリアと人生設計、保険、教育資金、住宅ローン。転職判断に直結する内容。

2. リスク管理
生命保険、損害保険、医療保険。子どもが2人いるワーママにとって、めっちゃ実用的。

3. 金融資産運用
株式、投資信託、債券、FX。基礎知識があると、育児中のお金の運用判断が変わる。

4. タックスプランニング
所得税、住民税、相続税、贈与税。ワーママは「扶養控除」「配偶者特別控除」「育児休業給付金の計算」が本当に大事。

5. 不動産運用
不動産投資、税制。転職で引っ越しが必要になった時、住宅選択の判断が変わる。

6. 相続・事業承継
相続税、遺言。「今は関係ない」って思うけど、人生設計では大事なテーマ。

「え、相続税?」って思いますか(笑)。でも実は、転職を考える時のキャリアプランニング、子育て中の家計管理、年収交渉の判断、家の買い替え、全部に関わってくるんですよ。採用担当の立場だからこそ「この知識があると、人生の意思決定の質が変わる」って思います。

合格率は70%前後で、比較的高いんですけど、何もしないで合格できるわけではありません。きちんと学習時間を確保する必要があります。実務経験者向けの1級、2級と比べると、3級は「基礎知識を広く浅く」という試験なんですよね。だから「全部わかる必要はない、基本だけ押さえれば大丈夫」という気持ちで勉強すると、メンタルがラクです。

使った参考書:みんなが欲しかったFPの教科書

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「みんなが欲しかったFPの教科書 3級」という参考書を使いました。これ、本当に良い参考書。この本の良いところは「ホント初心者向けに書かれてる」ってことなんですよ。著者は「簿記の参考書」で有名なTAC出版なんですけど、資格試験初心者向けに工夫されてるんです。

採用側として思うのが、資格試験の参考書って「業界用語が多く、難しく書かれてる」ことが多いんです。「〇〇法第△条」みたいに法律的に厳密に書かれてる本も多い。でもこの教科書は違う。イラストや図表が本当に多くて、難しい用語も噛み砕いて説明してくれるんですよね。

特に「FP3級は何をする資格か」「なぜこの知識が必要か」っていう背景を説明してくれるのが、めっちゃ勉強しやすかったです。例えば「生命保険の種類」を説明する時に、「人生のどの段階でどんな保険が必要か」という文脈で書かれてるんですよ。そうすると「なぜこんなに種類があるのか」が納得できるんです。双子育児で疲れた脳でも、理解できるように本当に工夫されてるんだと感じました。

あと、この参考書のいいところが「過去問がついてる」って点。FP試験は過去問からの出題が本当に多いんですよ。むしろ「過去問を何度も解いた人が合格する」って言っても過言じゃない。この過去問を3周、4周解くことが合格への近道なんです。最初は70点、2周目は80点、3周目は85点。こうやって点数が上がっていくのが見えると、モチベーションも続くんですよね。

双子育児中の勉強スケジュール

正直に言うと、双子育児をしながら資格勉強って、めっちゃハードでした(苦笑)。夜泣きで寝不足だし、昼間も「子どもたちが何かしてないか」って気になるし。でも工夫次第で、まとまった時間を作ることはできるんですよね。

早朝勉強(4時半〜5時、30分)
朝4時半に起きて、子どもたちが起きる5時まで。この時間は「最も頭がクリアな時間」です。新しい分野の教科書を読んだり、難しい計算問題に取り組んだり。子どもたちはまだ寝てるから、邪魔されない。コーヒーを飲みながら、落ち着いて勉強できるんですよね。

昼寝時間の活用(1時間半)
双子が揃って昼寝する時間。これが「最高の勉強タイム」です。朝勉強したところの復習や、過去問を解く。「1セット○○分」という形で、時間を計測しながらやると、試験本番の時間感覚に合わせられるんですよ。

夜の細切れ時間(30分)
夜泣き対応で起きた時とか、寝かしつけが終わった後。この時間は「スマホアプリで単語カードを暗記」とか「計算の公式を確認する」とか。細切れ時間に合わせて勉強内容を変えるんですよ。そうするとメンタルが続く。

合計で「1日1時間半から2時間」くらいですね。これを3ヶ月続けると、だいたい150〜180時間の学習時間が確保できます。FP3級は「100〜150時間の学習が目安」って言われてるので、これで十分合格ラインに到達できるんです。実際、私は「5月試験」を目指して「2月から勉強開始」という3ヶ月で、一発合格しました。

育休中だから「焦らず、マイペースで」と思いがちなんですけど、実は「期限を決めて勉強する」方が、メンタル的には続くんですよね。「いつかやろう」だと続かないけど「5月試験合格」って決めると、逆算できるから。

重点的に勉強した分野

採用担当の立場から、「転職活動で活かしやすい分野」と「ワーママとして実生活で活かしやすい分野」は決まってるんですよ。だから、そこに時間を集中させました。

1. ライフプランニングと資金計画(時間配分:40%)
これが最も重要。年収、税金、手取り、貯蓄、保険、教育資金。転職判断の全てがここにあります。採用側として「この候補者さんはお金について理解してる」って見えると、評価が変わるんですよ。特に「子育てを視野に入れた人生設計」について話すことができると「ちゃんと考えてる」って印象を持たれます。

2. タックスプランニング(時間配分:30%)
年収の話の時に「扶養控除」「配偶者特別控除」「育児休業給付金の計算」がわかると、年収交渉に本当に強くなります。例えば「額面は〇〇円だけど、育児控除で税金がこう変わる」という計算ができると、交渉時に「正確な手取り金額で判断できる」んですよね。特にワーママは、税制が複雑だから知識が役立つ。

3. リスク管理(時間配分:20%)
保険。双子を育てている今「自分に何かあった時の保障」って本当に大事なんです。「どの保険が必要で、どの保険は不要か」を判断できると、保険料で年間数万円単位で節約できたりするんですよ。

4. 金融資産運用(時間配分:10%)
ここは「基礎知識がある」程度でOK。試験には出題されるけど、転職交渉には直結しない。でも育児中のお金管理や「子どもたちの教育資金をどう準備するか」という判断には役立ちます。

つまり「試験で点を取る」ために全分野を勉強するんじゃなくて、「自分の人生と転職に活かせる分野に時間をかける」という戦略なんです。これが育休中の勉強のコツ。時間が限られてるから、優先順位をつけることが大事。

試験対策のコツ

FP3級は「学科試験」と「実技試験」に分かれていて、それぞれ60点以上(100点満点)が必要です。全体で合格率70%ですが、科目ごとに難易度が違うんですよね。

学科試験(マークシート、60問、120分):難易度★★
6分野の内容が幅広く出題されます。「ちょっとずつ難しい」って感じですね。過去問演習が最強の対策。

実技試験(計算+記述、40問、120分):難易度★★★
これが難しい。顧客相談に基づいて「最適な保険や資産運用」を提案する問題とか、計算問題とか。でも「パターン化」できるんですよ。似たような問題が繰り返し出題されるから。

私のアドバイスは「学科試験の過去問を5年分解く(時間配分:40%)」「実技試験の過去問を3年分解く(時間配分:40%)」「苦手分野の復習(時間配分:20%)」という配分で、勉強するといいってことです。試験の1週間前には「模試」を受けて、本番の時間感覚を身につけておくとベストですよ。

転職活動での活かし方

FP3級を取得した後、実際に転職活動をする時に「どう活かすのか」も本当に重要ですよね。採用側としての本音を言うと:

職務経歴書に書く
「2026年5月 ファイナンシャル・プランナー3級資格取得」と書くだけで「この人はお金について勉強した人だ」って伝わります。採用側は「学習意欲がある候補者」を高く評価するんですよ。それも「育休中に取得」というコンテキストがあると、「限られた時間の中で優先順位をつけられる人」という評価につながるんです。

・年収交渉の時に自信を持つ
「手取りがいくらになるのか」「税金をいくら引かれるのか」「育児控除でどう変わるのか」を正確に計算できると、年収交渉に本当に強くなります。エージェント任せにせず「私のシミュレーションではこうなるはずです」と交渉できると、企業側も「あ、この人は正確に考えてる」って評価が上がるんです。

・面接での話題にする
「育休中にFP3級を取得しました。今後の転職判断では、給与だけでなく『手取り、税制メリット、保険充実度』という多角的な観点から企業を選びたいと考えています」って言うと、「ちゃんと考えてから転職を決めてるんだな」って見えるんですよね。採用側は「テンプレート的な志望動機を言う人」と「自分の視点で企業を評価する人」の違いは一瞬で見抜きます。

・給与査定の根拠になる
転職して配置が決まった後「給与をどうするか」という面談がありますよね。その時に「FP3級を持ってる」というのが「金銭感覚がしっかりしてる人」という評価につながるんです。つまり「年収〇〇円が妥当と考える理由を説明できる候補者」になるんですよ。

・ワーママのキャリアの説得力
特にワーママって「仕事と育児の両立で、本当に続けられるのか」「育児が優先になって、仕事がおろそかになるんじゃ」って疑問を持たれることがあります。でも「育休中に資格を取得した」という事実は「キャリア意識がある」「限られた時間でも優先順位をつけられる」って証明になるんです。採用側も「この人は本気で働こうとしてる。育児と仕事のバランスを自分で考えられる人だ」って判断できるんですよね。

採用担当が見た「FP資格の評価」の本当の話

採用側として、FP資格を見るときに何を評価するかって言うと、実は「資格そのもの」より「その資格を取るに至った思考プロセス」なんです。

転職活動で来た候補者さんが「FP3級持ってます」と書いてあると「あ、この人は何かしら考えた人だ」って見えるんですよ。なぜなら「育休中に資格取得」って、時間を作るための計画性が必要だから。双子育児の中で「3ヶ月で取得する」って決めて、実行した人は「仕事の中でも目標設定と実行ができる人」って判断できるんですよね。

年功序列で昇進している人より「育休中にスキルアップした人」の方が、僕たちの会社では評価が高いんです。なぜなら「自律的にキャリアを設計する人」だと見えるから。

ただし「FP資格を持ってるのに、お金のことについて説明できない」という候補者さんもいるんですよね(笑)。そういう人は「単に資格を取っただけ」って見えて、評価が下がるんです。だから大事なのは「資格を取った後、その知識を使って何を考えたのか」を説明できることなんですよ。

双子育児の中での挑戦

正直に言うと、双子育児の最中に資格試験を受けるって、メンタルを本当に消耗します。「本当に試験に受かるのか」「子育てに悪影響がないか」「疲れすぎて育児がおろそかになったらどうしよう」とか、不安も多い。

でも実際に合格してみて思うのは「この時間って、自分への投資なんだ」ってことなんですよ。採用担当として「育休を無駄に使わない候補者」を見ると「この人は絶対に伸びる」って思うんです。なぜなら「限られた時間の中で優先順位をつけられる人」だから。育児は完璧にはできないけど「必要なことはちゃんとやる」という判断ができる人だから。

だから、FP3級を取得したこと自体よりも「育休中にそれをやり遂げた」っていう事実の方が、転職活動では大きな武器になるんだと思います。「私は限られた時間で目標を達成できる人です」という証明になるんですよ。

もし今、育休中でキャリアについて悩んでいるなら「何か資格を取る」ってのは、本当におすすめです。別にFP3級じゃなくてもいいんです。簿記2級、行政書士、ITパスポート、何でもいい。「自分は育休中も成長してた」「時間がないからこそ、優先順位をつけて行動した」って証明すること自体が、転職活動での自信に繋がるんですよね。その自信が面接でも、年収交渉でも、新しい職場での仕事でも、絶対に活きるんです。

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